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『メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行』(メーテルリンクのあおいとり チルチルミチルのぼうけんりょこう)は、1980年1月9日から同年7月9日まで、フジテレビ系列で放送されたテレビアニメ。放送枠は毎週水曜日19:00-19:30。オフィス・アカデミー製作、全26話。 == 概要 == 西崎義展・松本零士・藤川桂介・宮川泰・芦田豊雄という、『宇宙戦艦ヤマト』を手掛けた布陣で臨んだ作品。監督には、当時タツノコプロを退社して間もなかった笹川ひろしを迎えた。 以前に西崎や藤川らが関与した『ワンサくん』と同じく「ミュージカルアニメ」として作られ、当時としては異例中の異例であるステレオ放送であった。しかし系列局で音声多重放送が行われていた地域は少なく、また受信機もそれほど普及していなかった(Hi-Fiビデオは登場すらしておらず、ごくわずかにノーマル音声トラックでステレオ収録できる機種があった程度)ことから、本来のステレオ音声で聴けた視聴者はごく少なかった。 FNSの基幹局の中でも、開局が遅かったテレビ新広島(1975年開局)は、音声多重放送は本作品の放送から11年後の1991年になってからの開始だった。 初回放送時は直接、シネテープをステレオ再生して放送していた。しかし再放送ではフィルムの光学式サウンドトラックを使っていたために、モノラル音声になっていた。 シネテープは現存しているため、総集編ビデオや近年発売されたDVDボックスにてステレオで聴くことができる。ただし、アニメシアターXでの放送はフィルムをテレビ局側で簡易テレシネをして放送していたために、モノラル放送だった。2015年現在は再放送用素材がすべてデジタル化されているので、ステレオで放送されることもある。 この作品のアニメ化は困難を極めた。それは『青い鳥』の原作者・メーテルリンクとの関係である。メーテルリンクは遺言で「私の作品は、日本とドイツでは上演してはならない」と言っていた。そのため、遺族との放送に関する交渉は困難を極めたという。 『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙空母ブルーノア』『オーディーン 光子帆船スターライト』同様、現在著作権は東北新社に移っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メーテルリンクの青い鳥 チルチルミチルの冒険旅行」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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